私小説的インタビュー集
風俗嬢ものはかずあれどこれは趣向が違う。
インタビューした彼女たちについて書くというよりは、彼女たちと接し
ていくことで、徐々に取材する側、インタビューする側である著者の内
面を映し出していく。
文庫本あとがきがこれまたよい。終わり方が、ほんと、小説みたい。
かわいい風俗嬢達
女子大生を含む、10人の風俗嬢達。彼女達の心理や心の葛藤がおもしろい。本当に風俗が好きで働いている子もいて驚かされた。実話なので、ちょっとびっくり。
とてもせつない
女って難しい。自分にメロメロの時ならともかく、出会いはじめあるいは気持ちが離れ始めると本当のところ何を考えているのやら・・・。この本では10人の風俗嬢をとりあげている。皆学生やら主婦やらOLなどの別の顔を持っている。各々様々に心に何かしらのゆがみをもっているのが話から伺える。もしかする精神科のカウンセリングルームに来てもおかしくないかもとも思える。彼女達の本心に100%せまれているとも思えないが、かなりいいところまで切り込んでいっている。著者の小野さんすごい。いい本だった。 読後感を一言で表現すれば、とてもせつなかった。
風俗嬢の心の葛藤を読み取ろう!
この本を、タイトルから考えて面白半分、冷やかし半分の気持ちで読むものではない。この本に登場している10人の女性は、風俗嬢という一面の他に、学生・OL・人妻という顔を持ち、それぞれを使い分けて生きる苦悩を持って生きている。その苦悩の一端をインタヴューを通じて書き記した物なのだ。 この本を読む男性の方々は、心して読まれるように。そこに書かれている苦悩が分かれば、風俗遊びもそれなりの覚悟を持つ必要のあることが分かるだろう。 風俗は、遊ぶ側とサービスする側との、真剣勝負であることを教えられる一冊・
講談社
眠らない女―昼はふつうの社会人、夜になると風俗嬢 (幻冬舎アウトロー文庫) 売春論
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