インビジブル・セックス―自伝でつづる「見えない性」の世界
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インビジブル・セックス―自伝でつづる「見えない性」の世界
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 379829 位
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| 発送可能時期: | 通常3〜5週間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 1,365 (税込)
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いまいちちょっとわからなかった
性的なマイノリティについての考察と著者の自叙伝なのだが、両者があ
まりシンクロしていない。つまり、性的マイノリティについての記述
は、あくまで起こった出来事を淡々と書いているといった調子で(彼女
の異母兄の文体を彷彿とさせる)、著者自身が性的自己認識についてブ
レや揺らぎがないためか、そういった人たちの気持ちや考えてることが
良く理解できないという感じがはっきりと出ている。なので、インター
セックス、トランスジェンダー等々いろいろ飛び交う用語も含めていま
いちピンとこなかった。
「あっさり」「淡々」としたところは自叙伝部分でも出ていて、自己の
セクシャリティについてもほんと淡白な記述。著者は「真性半陰陽」、
つまり「ふたなり」というやつで、生まれた当初は「男」として認知さ
れたが、長じて女性性徴が著しくなり、胸も膨らみ「女性性器」も発達
していく。本人も自分を「女」と認識する。そして男性に恋し、セック
スもするようになるのだが、葛藤や性的な欲望といった要素がその文章
からはうかがい知れない。どっちかってーとエッチ方面の関心でこの本
を読んだ私の性的好奇心を満足させてくれるものではないですな。
ちなみに、この本で匿名だった彼女の父親は、小説「父の肖像」の主人
公、もしくは「父の肖像」の著者の父親だと思う。
最後に一言。読むと分かるが、在日問題のほうがもっと踏み込めた記述
になったのでは?と思った。
異世界ファンタジー・・・かも
インターセックスの作者による、自伝・・・なのだけど、
なんだ、この世界観は!
元華族の知り合いの所に遊びに行って
「おばさまのレモンパイが食べたくて来ちゃった」
「ブラックカラントもおいしくってよ」
という会話をアーリーアメリカンにチョットロココ調のテイストの応接室でして、
パイを喰いながらロイヤルアルバートのティーカップに
スリランカ産のハイグロウンティ「ヌワラエリヤ」を注いだり
(「もちろん」ミルクインファーストで)。
いやー、喧嘩売っとんのかな、それとも天然か(たぶん後者)。
同性愛の友人を「ホモ」と表記してるけど、
ホモというのは現在では否定的な文脈以外では使わないのだけど。
もちろん当事者が自覚的に、世間を挑発するような意味合いで使うことはありますが、
この作者は当事者ではないわけで、たんなる不見識でしょう。
興味深い部分は多いのだけど、いかんせんものごとを一般化して見る作者の視点に引っかかるんですわ。
ってゆーか、一番気になるのは「作者の父親が誰か」なんですけど。
三交社
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